おまえとはわかりあえない

暇だったのでdマガジンで女性誌を読み漁っていたんだが、Twitterでネタになるだけあって、1か月コーデのテーマがまぁおかしい。

 

年下の彼を射止めるために、推定20台後半の女子が奮闘?するストーリーなのだが、最初の設定が「年下イケメンモデルのマネージャー」という商業誌BLもびっくりな最初から勝負する気ゼロの設定。もうちょっとなんかなかったの??それでいいの??年下イケメンモデルにちょっかいを出されながらも、別の年下男性から結婚を前提としたお付き合いを申し込まれて終わる。

逆はー?的な?自分はすごくもてちゃう的な????

…といったように、一言なんか言わないとすまねぇ!と思わせることができればこの企画は成功なんだろう。Twitterでバズれば、購入者も増えるだろうし、紙媒体が売れない昨今においては、これくらいパンチがないといけないんだろうな。。

 

そしていろんなところを敵に回しかねないのでタイトルは避けるが、サラリーマンが恋愛する某ドラマ、終わってしまって、~~ロス、というそうだが

そんなロスってる女性陣にこんな商業誌BLがおすすめ!っていう特集が組まれていたんだが、まぁそのラインナップが本当に全然好みじゃなくて。購入して読んだ作品も半分くらいあったんだけど、とにかく「こいつとは友達になれねぇ」と思った次第。

 

ノベルズのほうの1位が、頑張って苦労して読み切ったけど、最後まで主人公(受け)が嫌いだったな!!!!!という感想のもので、こういうトラブルメーカーだけど、そんな自分を絶対受け止めてくれるスパダリ的攻めがいいんだな・・・と。

 

商業誌において、トラブルメーカー体質・儚げ・受け身・極度の自己下卑の受けは好きじゃない。攻めに関しては、まぁ多少くずでも容認範囲は広いんだけど、何故か受けに関してはものすごく心が狭い。

そうじゃないとストーリーがマンネリ化してしまうのはわかる。だがしかし、それをBLでやる必要があるのか。女子でいいじゃん。ってなる。

ものすごいファンタジーの世界で、受けが女子的だとものすごく萎える。

あと子供。オメガバース設定が読めないのは、結論子供ができるから。子供を産むことが幸せの絶頂という概念が、BLに必要だと思えないから。

 

ここまで書くと、自分という人間が何を苦手として何を嫌悪しているか割とはっきりしてくる。

女性として生まれたから、女性として生きていくけど、女性性が嫌い。

男性になりたいとか、心は男性ってわけじゃない。

子供が嫌い。子供を産むという機能を持っていることに嫌悪。

なんでこんなことになったのか。

 

てか、なんでこんな話になったんだか。